映画【シンエヴァンゲリオン】 ストーリーネタバレなし感想レビュー4DX版も

アニメ・映画
くろん
くろん

こんにちは、大学生雑記ブロガーのくろんです。
今回は映画 シンエヴァンゲリオンの感想を
ストーリーの詳細なネタバレはなしで
つらつらと書き記していきます!

(C)カラー (C)カラー/Project Eva. (C)カラー/EVA製作委員会

※筆者は、新劇場版を見てからエヴァに興味を持ち、TVシリーズ、旧劇場版をその後一通り見終えて、漫画版の概要を少し調べている程度の視聴者です。
用語解説なんかはできる気がしませんがとても好きな作品です。
作品の主張との食い違いや勘違いがあるかもしれませんがご了承下さい。

その前に一言!

今回の映画は、見る前に過去作品を振り返っておく方がオススメ

今回の映画は2時間半という長い上映時間を有している為、今まで無数の伏線や謎を残してきた
エヴァですが、今回最後ということで、
前作のQよりは少し回収、解説の時間があります。

ですので、今までの作品(テレビ版、旧劇場版、漫画etc…..)の各シーン、情景を
思い浮かべれるぐらいには復習しておくとさらに楽しめると思います!

エヴァンゲリオンを今まで見たことはなくて名前や歌は知っているから観にいこうかな・・・
というのはあまりオススメ出来ません
エヴァは専門用語も多く、精神世界と現実世界の描写を行ったり来たりするので、
初見だとちんぷんかんぷんになる可能性が高いです。

最後の作品と銘打っていますので、この機会に新劇場版序・破・Qの3作品だけでも観ていただければ、ある程度は理解出来るかと思われますので、オススメしておきます。
(Amazonプライムビデオでどれも視聴可能です。2021/03/09時点)

※今回の記事内容は、今までの新劇場版を観ている方々に向けた内容となっておりますので、
 完全初見の方はよく分からない専門用語が多々あると思われますが、ご了承ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

内容レビュー

今回の映画 シンエヴァンゲリオン 個人的には旧劇場版からの視聴者・新劇場版からのみの視聴者どちらもある程度満足出来るような終わり方で、完結作品としてうまくまとめているという印象でした。

2時間半あるので、日常パートが少し長く感じるかもしれませんが、僕はそのパートがあるからこそキャラの心情変化に視聴者が置いてけぼりにされることなく、時間をかけて感情移入出来ると思います。

また恒例ですが哲学的なお話であったり、精神的なお話があって今回はさらにメタ的な演出も含まれていました。メタ要素は好き嫌いが別れると思われますので、今回の映画の総評はおそらく割れるでしょう。

核心にせまるストーリー

ストーリーはQの続編で、シンジ、アスカ、黒綾波が前回の戦場地からL結界密度の低い場所へと歩いて向かっている所から始まります。

Qでは詳しく描かれなかった周辺キャラや一般人が「破」のニアサードインパクトから月日が流れどのような心情・身体変化があって、長年の苦難を乗り越えてきたのか、現在はどのように暮らしているのかが今作では描かれています。

昨今の現実世界の状況と相まって、私たちは何気ない日常の大切さを実感しているので、感情移入出来る場面も多いかと思われます。

そして中盤以降では、ド派手な戦闘シーンを繰り広げた後、ストーリーの中核を成すゲンドウの野望や各キャラクターの本質や役割が明らかになっていき、終劇へと向かっていきます。

豊富な映像演出

今回は、映像演出に富んでいる印象が強かったです。様々な技法を用いて作品を表現していて、これもまた賛否両論あると思いますが、ストーリーと絡み合う演出で個人的には高評価。

特にあるシーンでは、少しいつもと違って変だと感じるアクションが繰り広げられます。これは、単に手抜きなどではなく撮影技法が普段とは違うからなのですが、それをそのシーンに使う必要性が、ストーリーの都合上あり、その”違和感“を上手く使い、視聴者に視覚的には理解が難しい今作で始めて出てきたある”事象”を伝えようというのがよく分かります。

圧倒的なCGのクオリティと手書きの繊細なタッチもみられて、非常に僕は満足でした。演出のおかげで、専門用語の詳しい意味は分からなくとも雰囲気や全体像はぼんやりと理解することが出来ると思います。

BGM、劇中歌、主題歌、、、最高!

これまでのエヴァの雰囲気、ストーリーや世界観とマッチした劇中歌、宇多田ヒカルさんの新曲 何度聴いてもかっこいいと思える戦闘BGM どれも素晴らしくて、エンドロールは感激でした。是非、エンドロールが始まったら席を立つのを少し我慢してもらって聴いてもらいたいですね。僕はちょっとしたサプライズの様に感じてニヤケてしまいました。

4DX感想

そして、通常版と4DX版どちらも観に行ってきたので、こちらの感想も!

初めての4DXでしたが、かなり興奮しました!冒頭から没入感MAXで始まり、
映画の中の衝撃がリアルに伝わってきて面白かったです。

最初に、水の表現に関してですが、よく出来ていました。雨や水しぶきの強さも、
濡れすぎない範囲で反映されていて、特に違和感も感じませんでしたし、
適量といった感じでびちょ濡れになるなんて事もありませんでした!_(-“-)_ セーフ!!!

煙は戦闘シーンや要所要所でしっかり演出されていて、スクリーン下にモワモワと出ていて、
臨場感を増すのに一役かっていました。

少し、量が少ない?と思いますが、あれ以上モクモクすると肝心の映画が見にくくなるという本末転倒になるかもしれないので、適量なんですね。

風はとても良かったですね。爽やかな風を感じるシーンでは本当に風を気持ちよく感じますし、雨風はわかりやすいですし、爆風では、当たりが強くなります。しかし、1つ残念な所は仕方がないのですが、大きなファンが稼働している為か、稼働音がたまに残ってシーンが切り替わったあとの場面のbgmや発言が聞き取りにくいシーンがあった所です。

光には、フラッシュがシアターの左右に分かれていて、映画の内容に合わせてピカッと光る感じですね。特に目に強い光という訳では無かったので、健常者の方は眩しいという心配は必要なさそうです。

匂いは、マスク越しということもあってか、特に感じることはありませんでした。映画が始まる前の4DX説明の際にでたフレグランスは分かりました。

揺れは、とても滑らかでしっかりアトラクションでした。上下左右、緩急しっかり反映されていて戦闘シーンが派手なエヴァを楽しむには最適だと思いました。

車酔い等酷い方は、酔い止めを服用されてからご覧になることをオススメします。

そして、首元と足元のエアーですね。これも戦闘シーンで何度も使われて首元は本当に弾丸を撃っている気持ちになりましたね!足元は、地面スレスレなどが表現された時にヒュオーっと吹かれて臨場感が増します。

最後にシート背中の感触ですね。これも劇中のシーンに合わせて反映されていて、特に背後からの攻撃に対応するシーンでは、突然背中を押される感覚が共有されて、とても興奮しました。

全体的な4DXの感想としては、演出にほとんど文句は無かったです。映画の見方として全然ありだなぁと感じました。

しかし、今回のエヴァンゲリオンはアクションは勿論ながら重厚なストーリーで頻出する新たな専門用語を映画を観ながら理解することが求められるので、映画をよく理解したい方には、1度目の鑑賞ではオススメ出来ません。演出に気を取られている間に大事なワード聴き逃したりしちゃいます。

ですので、僕のように1回目は映画の内容に集中して通常版やIMAXを観てから、2回目以降アトラクション感覚で、4DXで演出を楽しみながら自分が1度観てから気になった部分を集中して鑑賞し、楽しむといった方法がベストかなと個人的に思います!

総評

如何でしょうか。鑑賞される気分になられましたか?今回は映画シンエヴァンゲリオンの感想を述べさせて貰いました。個人的には概ね満足できる内容でした。各々が100%満足出来る内容は難しいので、熱量の違うファンを各層ごとに切り捨てずに、だいたい満足できる内容に仕上げたなと思います。言いたいことは色々あると思われますが、とりあえず庵野監督本当にお疲れ様でした!

エヴァ映画最後の特典配布26本日から!

※6/26追記

様々な入場者特典があって更に映画館で観ることオススメ出来るようになりました!高音質な宇多田ヒカルさんの音楽と今しか入手できない特典を求めて是非映画館に足を運びましょう!

100億の大台に乗ることは出来るんでしょうか。

このブログでは、他にもアニメやゲーム、ガジェットその他大学生の僕が皆さんに少しでも役に立てるような情報を記載していくので、お時間ありましたら、ほかの記事もご覧下さい!ここまでご覧頂きありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました