(学生納付特例制度どうやるの?)大学生・専門学生 20になってからの手続き方法

雑記
くろん

皆さんこんにちは 管理人のくろんです。
今回は大学生の僕が実際に20歳になり知っておいて損は無かった情報をお届けします。

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国民年金の加入

既に20歳までに働き始めている方とは別に20歳になったら日本国内に住んでいる学生は、国民年金への加入が義務付けられています。

なので20歳になると自宅に郵送で日本年金機構からお知らせが来ます。(自宅外通学の方で20歳になっても届かない方はご実家の郵便受けも確認してみてください)また各自治体の役場や年金事務所窓口でも申請できます。

この公的年金制度に加入することで、様々なメリットを受けることが出来ます。
詳しく手続きや概要を知りたい方はこちら

さて、そんな年金制度ですが、
何も手続きせず、お金も支払わずに国が勝手にやってくれるという訳ではありません!
きちんと20歳で成人するのですからご自分で管理していかなければならないのです。

と義務とは言われても毎月1万円以上も支払うゆとりのない学生はたくさんいます。(自分もその中の一人です。)そんな僕たちを助けてくれる制度が国民年金保険料 学生納付特例の申請です。

学生納付特例制度は、学生の方が、申請により保険料の納付が猶予される制度です。 この制度を利用することで、将来の年金受給権の確保だけでなく、万一の事故などにより障害を負ったときの 障害基礎年金の受給資格を確保することができます。

https://www.nenkin.go.jp/shinsei/kokunen/kokunen.files/23.pdf

これを利用することで、猶予してもらい毎月の支払いをしていない学生の間に事故にあったとしても障害基礎年金を受けとることが出来ます。

逆に、何も手続きせず、放っておくと、未納金額がどんどん膨らみ
将来受け取れる年金が少なくなってしまいます。
さらにもしもの時の障害基礎年金も受給できなくなる場合があるのです!

ですので、もしお金に困っていて支払えないという場合はこちらの制度を利用するほか、
両親に支払ってもらうという選択もあります。
(そちらも住民税の軽減等メリットがあります)

そしてこの学生納付特例制度には申請可能な所得の目安があります
「118万円+扶養親族等の数×38万円」
こちらの所得対象を満たし、学生である方は制度を受けることができます。
(この額を超えてアルバイト等で収入を得ている方なら保険料月支払いに困らないと思われます)

その他に必要なものは学生証のコピーなどになります。その際A4判などコピー用紙の大きさが記載されている場合がありますが、それは学生証をA4サイズまで引き延ばせという事ではなくA4用紙にサイズは原寸大でそのままコピーで大丈夫です。

ちなみに平成29年度国民年金被保険者実態調査では66%程の学生がこの制度を利用しているので
「私だけ恥ずかしい・・・」なんて考えなくて大丈夫です!

学生納付特例の申請のデメリット

収めていない学生の間の猶予額は年金額(老齢基礎年金)には反映されません。

保険料を追納しない場合、将来受給する年金額が保険料を納付した場合と比べて少なくなってしまいます。
ですが、社会人になってから学生の間の額を追納(後から納める)をすれば、そのデメリットも解消できるので実質的には問題ありません。
ただし、社会人になってそのことを忘れているケースが多々ある様なので、受取額を減らしたくない方は忘れない様にしましょう!

おわりに

今回は20歳になったら加入することになる国民年金についてまとめました。他にも口座開設や、積み立てNISA、プログラミング等学生の間に触りだけでも触れてみることで視野が広がることは様々ありますので、大学生の間に経験していきましょう!自分も頑張ります。ご覧いただきありがとうございました。

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